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自動運転

2023年01月28日

 PC555管理者 at 11:40 | Comments(0) | SFショートショート
無人運転、運ぶのは荷物 スタートアップZMPの転身

*これは、ちょっと未来のあるかもしれない、お話です。フィクションです。

タロウは自動宅配ロボットのステーションで店長をやっていた。
自動宅配ロボットの使用できる範囲は、段差や交通量の関係から、集合住宅や郊外など、
比較的 人口が密集していて、交通量も少ない地区に制限されていた。

宅配ロボットが使えるエリアが制限されているので、ロボットが運べるエリアはロボットに、段差や交通量の多いエリアはアルバイトが運んでいる。
たまに、ロボットが道路のクラップに挟まって動かなかったり、工事中のカラーコーンにひっかかったりして、救助に向かうこともあった。

めずらしく大雪が降り、しばらく宅配ロボットが使えない日がつづいた。
そんな日は、雪の中、アルバイトとともにタロウも宅配するので、結構いそがしかった。

雪も明け、道路の除雪もある程度すすんで、経路確認もOKになったので、宅配ロボットを再開した。
「店長~」アルバイトのカイト君の声だ。
店の前に出てみると、ステーションに帰ってきた宅配ロボットが停車していた。

宅配ロボットの上に、小さい雪だるまが乗っていた。
よく落ちないで乗っていたなあ。
次の配達に備えて、雪だるまをはずそうとした。

雪だるまの下に、紙が挟んであった。
「いつもありがとう、待っていたよ! さみしかったよ!」
クレヨンで書いたんだろうな。

こっちこそ、待っていてくれて
ありがとう。

自動運転



*これは、ちょっと未来のあるかもしれない、お話です。フィクションです。

自動運転




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